初心者が投資・資産運用出来ない原因はこれ!
初心者が投資・資産運用できない原因はこれ!
- 65歳の定年退職後、老後は年金だけでは生活ができない。平均寿命まで生きると仮定した場合、退職時に 2,000万円 の貯蓄が必要である。
これはニュースでもかなり話題になった、あの有名な「老後 2,000万円 問題」です。今まで老後や投資・資産運用にまったく興味がなかった方々が、一気に注目した事件ですよね(笑)※あえて事件と呼びます。
実は、この事件で有名になった「モノ」があります。それは「つみたてNISA」と「iDeCo(イデコ)」です。節税しながら長期運用で資産を増やすことができるこれらの商品が、ようやく認知されたのです。
そしてこの時期、多くの投資未経験者が、老後に向けて 2,000万円 貯めるために、証券口座を作りました。そして「投資とは何か?」「どのように資産運用すればよいのか?」「初心者向けの投資商品はどれか?」トコトン検索しました。そしてどうなったか?
Q)どうなったんですか?
A)どうもなってません。何もしてません(笑)
Q)えっ?どういうことですか?
A)以下で説明しましょう!!
老後 2,000万円 問題がニュースになったとき、投資・資産運用をやっていない人は、かなり焦りました。
「何とかしなきゃ!」「口座作らなきゃ!」「資産運用しなきゃ!」って、騒ぎはじめ動いたのです。人々は口座を作りました。そして作っただけで終わりました。いわゆる口座は放置状態です。
老後2,000万円問題 ⇒ 焦る ⇒ 口座開設 ⇒ 調べる ⇒ 終了
つまり、焦って口座を作った人の大半が、口座を作っただけで満足して終わっているのです。それはなぜか?
投資・資産運用という世界がわからないからです。
わからないと不安ですよね!わからないから、人々はその先に進むことができなかったのです。
投資・資産運用がわからない人はどうすれば良いのか?
投資の世界がわからない人は「逆の発想」が有効です。
「わからないからやらない」のではなく「わからないからやる」
私の経験上、わからない世界を早く知る方法・早く覚える方法はそれしかありません。
よく女性と付き合う前に「彼女を落とすテクニック」「恋愛の楽しさ」「彼女が喜ぶデート」「女心を引き付ける話術」「何回目のデートでエッチするか」等、恋愛に関する情報をトコトン詰め込む人がいますよね。情報だけ詰め込んで、考えすぎちゃって、結局行動に移せず、女性とは付き合えないという...。
僕から言わせてもらうと、情報を入れて学ぶまえに、まずはアタックすればいいじゃん!女性と付き合えはいいじゃん!って思います。アタックしてみて、付き合ってみて、どうすれば楽しめるか、悲しい場合の対処法、なぜケンカになったのか、仲直りの方法等、経験して交際を進行しながら学べばいいと思うんです。
人は、成功や失敗を経験して成長します。恋愛の情報メタボ、ノウハウコレクターになる前に、女性と付き合ってみてください。そして交際を経験してから「なぜ失敗(成功)したのか」を考え、恋愛に関する情報を調べてください。そのほうが圧倒的に早く成長します。
恋愛の話を例に出しましたが、何が言いたいかというと、投資・資産運用がわからないなら、調べる前に「経験」してくださいってことです。
具体的に言いますね!未経験者は、投資に関する知識を入れる前に、まず先に株式や投資信託を購入してください。そして購入してから調べてください。
老後2,000万円問題 ⇒焦る ⇒ 口座開設 ⇒ 投資商品購入 ⇒ 調べる
こわくて投資・運用商品を購入できない人
よく投資未経験者に見られる症状で「損しそうでこわい」「モノが見えないのでこわい」「ホントにお金が戻ってくるか不安」という人がいます。
- 飲み会で 10,000円 出費
- 温泉旅行で 30,000円 出費
- 食料・日用品へ 5,000円 出費
- ガソリンへ 10,000円(5,000円 ×2回)出費
- タバコへ 15,000円(500円 × 30個 / 月)出費
人ってこれらに対するお金は、あまりためらうことなく支払います。なぜか?それは出費に対して得るモノがあるからです。
生命保険はどうですか?生命保険ってなぜか拒否しません?勧誘されても断りますよね?それはなぜか?出費に対して得るモノがないからです。見えないからです。
NHKはどうですか?NHKって拒否しません(笑)?勧誘されても断りたくなりますよね?それはなぜか?出費に対して得るモノがないからです。今の人(特に若者)はNHKはほとんど見ません。ニュースや情報はインターネットから入手できるからです。お金を払ってもそれに対する価値が見えないからです。
生命保険・・・お金を払っても何も得ていない(実際は万が一のための「補償」を得ていますが)じつはこの感覚「投資・資産運用」と似ているのです。
投資・資産運用・・・お金を払っても何も得ていない、得るモノが見えない。だから人は「お金が取られる」という感覚になり、投資や資産運用をこわくてやらないんです。
初心者が投資・資産運用をやる極端な方法
- 先に情報を詰め込み、調べたことで満足して、なかなかやらない人
- 損しそう・お金が取られる・という感覚になり、こわくてやらない人
ズバリ言います!
これらの考えをもっている人は、私の経験上、自分自身では絶対やらないです。一人では絶対動けません。
Q)では、そういう人はどうすればいいんですか?
A)人と同じモノ(投資商品)を買うことです!
身近にいる投資家と同じ投資商品を買ってください。
未経験者は「こわい」「不安」があります。含み益が出た時の喜び、含み損が出たときの悲しみを共有してくれる人が欲しいのです。損をして一人で悩むのがこわいのです。
日本株式ファンド、Jリート(日本の不動産)、債券ファンド等、なんでもいいです。身近にいなかったら、担当銀行員がやっている投資信託(ファンド)を買ってみてください。大抵の銀行員は自店の投資信託を買ってます。
同じ商品を買って、基準価格が上がったら「なぜ上がったのか?」下がったら「なぜ下がったのか?」いろんな会話をして情報を共有してください。投資に関して話せば話すほど、投資・資産運用に対する免疫がついていきますので、必ず会話をしてください。
最後に
これからの日本で生きていく人で、資産を増やしたいと思っている人は、投資・資産運用は絶対やったほうがいいです。反投資の預貯金信者もいますが、低金利なので、絶対増えません。預貯金では裕福にはなれないんです。
投資・資産運用をやる基準やきっかけ、購入する方法は、僕が実体験を交えてブログで書いてます。2,000万円 問題で口座を作っただけで終わっている人は、まず投資商品を買ってみてください。そして買ってから自分で調べたり、担当銀行員と会話したり、学んでいってください。
<要点はこれ!>
- 知識がなくてもいい。まずは先に投資商品を買え!
- 投資の知識は、買ってから学んだ方が、圧倒的に早く得ることができる!
- 情報メタボ、ノウハウコレクターは単なる自己満足である!
- 投資が「不安」「こわい」という人は、銀行員と同じ商品を買え!