スピードKeiの初心者向け投資術

人はなぜお金を投資・運用できないのか?その理由や初心者が投資を経験するための具体的方法を「貯蓄に狂っていた僕」がお伝えします。

初心者の僕が経験した「投資信託」とは何か

投資信託とは?>


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  • 多数の投資家から集めたお金を、ひとつの大きな資金としてまとめ、それを運用の専門家であるファンドマネージャーが、国内外の株式や債券、不動産に投資・運用する金融商品です。
  • 投資・運用に成果が出た場合は利益が得られ、逆に成果が出なかった場合は損失が発生します。

以上!

 

Q)概略わかりましたか?

A)・・・専門用語が多くて、わかりません。

 

では、投資信託を、初心者向けにもっとわかりやすく説明します。

  • お金の運用をプロに任せて、うまくいったら得をし、うまくいかなかったら損をする商品です。

超初心者向けに、もっと極端に例えると・・・

  • パチプロにお金を託し、勝ったら勝ち分の一部をもらえ、負けたら託したお金は減ります。

 わかりましたよね!

要は、お金を使ってうまくいったら増え、うまくいかなかったら減るってことです。

 

どうすれば、投資が出来るようになるか?

洗脳5箇条で生きてきた僕が、投資信託をやるのに一番引っかかったのが、ここなんです。うまくいかなかったら「減る」ってこと。

投資未経験者はまず「減る」って言葉にビビります。

やる前から「減ったらどうしよう」と考えるのです。

 

100,000円 を投資して、50,000円 になったらどうしよう。物を買ったわけでもないのに、50,000 円も減ったらどうしよう。

やってもいないのに、絶対損をするような考え方をする。

増えることもあるのに、減ることだけを考える。

 

この考え方を変えない限り、投資は絶対出来ません。

 

僕の周りにもいます。投資という言葉を聞いただけで拒否反応を起こし、話を全然聞いてくれない人が・・・。

ノーリスクでお金を得ることは出来ません。

ノーリスクでお金を得たいなら「資産を増やす」という考えではなく「貯蓄する」という考えのもと、僕の洗脳5箇条を意識しながら、節約して給料から貯めてください。

 

ですので、本気でお金を増やしたいと考えるなら、まず!やってください。

僕は、情に流され投資信託をやりましたが、きっかけは何でもいいんです!

この文章、僕の体験談(全5話)を読んで・・・それがきっかけでもいい。

前の記事(第5話)でも言いましたが、まず行動してください。

行動しないと「得」も「損」も経験することが出来ません。

 

では、ここからは投資信託をやる前提で、最低限入れておかなければならない仕組みについて、初心者向けにわかりやすく自己流でお話しします。

 

投資信託の基礎知識

投資信託をやるにあたって、まず「基準価格」「口数」「分配金」を覚えてください。

  • 基準価格とは、その投資信託の値段のことです。
  • 口数とは、取引単位のことです。
  • 分配金とは、受け取ることが出来る運用益(利息)みたいなものです。

 

①基準価格

基準価格は投資信託の値段と言いました。例えば・・・

投資信託A:基準価格    8,000円

投資信託B:基準価格  12,000円

Aという投資信託は最低 8,000円 で買えます。Bという投資信託は最低 12,000円 を出さないと買うことが出来ません。この金額が基準価格です。

 

「ということは、Aの方がお得じゃん!」

 

いや、それは間違いです。

AとBの商品は同じではないので、単純に基準価格だけでで比較することが出来ないのです。

例えですが、Aは 8,000円 の靴、Bは 12,000円 のゲームソフトだったら?

どっちの方が価値があるか選べますか?どっちがお得か選べますか?

選べないですよね!

それが投資信託と基準価格の関係性です。

 

②口数

口数とは投資信託の取引単位といいました。下記を例にして説明します。

 

例①)基準価格 8,000円 の投資信託Aを、100,000円 分購入した場合の口数は?

   購入額 ÷ 基準価格 × 10,000口 = 口数

   100,000円 ÷ 8,000円 × 10,000口 = 125,000口

 

例②)基準価格 12,000円 の投資信託Bを、100,000円 分購入した場合の口数は?

   購入額 ÷ 基準価格 × 10,000口 = 口数

   100,000円 ÷ 12,000円 × 10,000口 = 83,333口

 

まず、口数を算出するときは、必ず 10,000 で割ります。なぜ 10,000 なのかというと、基準価格は 10,000口 あたりの価格だからです。上記の例①は、基準単価が 8,000円 なので、10,000口 あたり 8,000円、例②は、10,000口 あたり 12,000円 ってことです。

 

次に、基準価格と口数の関係です。上記の例でもわかる通り、基準価格が高い投資信託を買う場合、基準価格が低い投資信託と比べて、購入できる口数は少ないです。逆に基準価格が低い投資信託を買う場合、基準価格が高い投資信託と比べて、購入できる口数は多いです。

 

だから同じ 100,000円 で、投資信託Bは 83,333口 しか買えないのに、投資信託Aは 125,000口 も買えたのです。

 

③分配金

分配金は、分かりやすく言うと預金の利息のようなものです。運用している投資信託の利益は、分配金として受け取ることが出来ます。

金利息は普通、年に1回(普通預金は年2回)受け取ることが出来ますが、投資信託の分配金は、年1回、年2回、3ヶ月に1回、6ヵ月に1回、毎月分配、分配金なし等、投資信託の種類によってさまざまです。

 

また、ここが重要なのですが、分配金は 20円 とか 180円 とか、円単位で表示されます。しかも、この分配金は10,000口あたりの金額なのです。

 

Q)ん???何を言っているのか、まったくわかりませんが・・・。

A)ですよね。では、下記で具体的に説明します。

 

例1)基準価格 8,000円 の投資信託A(毎月分配型 分配金 20円)を、100,000円 分購
   入すると、125,000口 になります。

   10,000口 あたり分配金 20円 なので、

   20円 × 125,000口 ÷ 10,000口 = 250円 

   毎月分配なので、250円 × 12ヶ月 = 3,000円

   

   100,000円 を運用して、年に 3,000円 を受け取ることが出来るということです。

   ちなみに、これは年利3.00%に値します。

 

例2)基準価格 12,000円 の投資信託B(年1回分配型 分配金 180円)を、100,000円
   分購入すると、83,333口 になります。

   10,000口 あたり分配金 180円 なので、

   180円 × 83,333口 ÷ 10,000口 = 1,499円 

   年1回分配なので、1,499円 × 1 =1,499円

   

   100,000円 を運用して、年に 1,499円 を受け取ることが出来るということです。

   ちなみに、これは年利1.49%に値します。

 

「なーんだ!やっぱり同じ100,000円投資して、年利3.00%で3,000円受け取ることが出来る投資信託Aの方が、お得じゃん!!」

 

もちろん、高い利率や分配金の多さだけを求めるなら、その判断で投資信託Aを選んでもらってOKです。(否定はしません。僕もこの判断基準でやったことありますから)

ただし、冒頭にも書きましたが、投資信託には株式、債券、不動産など種類があるので、その投資信託がどういう商品なのか、概要を読んだ後じゃないと、一概には比較できないのです。

 

最後に

初心者に分かりやすく、極端すぎる例を出して、スピード自己流で説明しましたが、どうだったでしょうか?

投資信託の専門誌やインターネットで検索すると、すごく丁寧に、しかも詳細に書いてあるため、専門用語も多く、逆に投資初心者は理解しにくいと思います。

 

<要点はこれ!>

  • 投資信託とは、プロにお金を運用してもらうので、非常に安心して運用が出来ます。
  • 投資信託は「基準価格」「口数」「分配金」これらの仕組みと関係性が、非常に大事です。

僕の場合、恥ずかしい話、情に流され投資信託を購入した後に、これら3つの意味と関係性を知りました。僕の場合は、自ら経験して、経験後に学んだっていうパターンですね。

こんな経験をした僕だから言えますが、この3つは、先に知っておいた方がいいです。経験者の僕が言うのだから、間違いないです!先に知識として、頭に入れておいてくださいね。

 

では、次の章では「投資信託の種類」について説明します。