なぜ日本人は投資・資産運用をやらないのか?
<日本人のお金に対する考え方>
- 無駄遣いをするな
- 一生懸命働いてお金を貯めろ
- 汗水流して稼いだお金は考えて使え
- ギャンブルはやるな
これらの言葉、今まで生きてきて、聞いたことはありませんか?僕が育った洗脳5箇条に似ていますが・・・(笑)
そうです!これらは、成長の過程で、多くの日本人が耳にタコが出来るくらい言われてきた言葉です。
いわゆる、日本特有の「お金に対する考え方」です。
なぜか日本では、お金に関する教育を、学校で教えてもらう機会がありません。
お金に関する教育が学校で出来ないので、金融機関の人などが、学校にきて「お金セミナー」みたいなことをやっているのです。
つまり、人は小さい頃から、上記のような教育を受けてきているので、大胆にお金を使うことが出来ないのです。
- 大胆にお金を使ったことがない親に「ねぇ、お母さん、◯◯買っていい?」と聞くと、「ホントに必要なの?よく考えなさい」と言われる。
- ギャンブルをやったことがない親や友人に「パチンコ行ってくるわ!」というと、「そんなギャンブルやめなさい」と言われる。
- 資産運用したことがない親や友人に「投資信託やろうと思う」というと、「損をするからやめなさい」とか「財産失うぞ!」と言われる。
これらに共通することは何か?
それは、すべて「未経験者に聞いている」ということです。ここが根本的に間違っているところです。
やりたいことなのに、「親に反対されたから…妻に反対されたから…友人に反対されたから…」という理由で、そうやって未経験者に聞くから、チャレンジできないのです。
このように、やりたいこと、興味があることに対して、反対する人たちを「ドリームキラー」と呼びます。夢を奪ってしまうという意味です。
では、未経験者ではなく「経験者」に相談したら、何て答えると思いますか?
間違いなく、経験者は相談を受けたとたんに反対するという門前払いはしません。なぜなら、その人は経験があるから、経験の中からその人にアドバイスしようとするからです。
まず、大前提のことを言っておきます。
物事に対してお金を使いたい(投資・運用したい)なら、必ずその道の経験者に聞いてください。
なぜ人は投資や資産運用をやらないのか?
これは人間特有の性質が関係しております。
なぜ投資・資産運用をやらないのか?それは、投資や運用に関して「イイ話を聞かないから」です。
このようなことを、周りで聞いたことがありますか?
◯株で100万円 も儲かったぜ!
◯競馬で万馬券当てて、1,000円が20万円 になったぜ!
◯実は、宝くじで1,000万円 当たってさぁ~!
◯投資信託で毎月30,000円 分配金を受け取ってるんだぜ!
どうでしょう。ほとんど聞かないと思います。人って、自分が得したことって言わないんです。
逆に、損したことは、なぜか自信満々に言うんですよ(笑) こんなふうに・・・
◯株で30万円 損したよ~。やっちまった~!
◯パチンコはやるもんじゃないな。5時間で40,000円も負けちゃったよ・・・
◯宝くじ?あんなの当たるわけねぇじゃん!
◯投資信託なんてどういうやつか分からないし、投資っていうくらいだからリスクあるでしょ~。不安だからやらない。
実は、これがやらない原因なんです。
こういうことを普段から耳にしているから、やる前から、負の情報が頭に入っちゃってるんです。だからやる前から「危険」「怖い」という考えになってしまう。
人の慣習だったてことですね~。
最後に
今回のタイトル、なぜ人は資産運用をやらないのか?ではなく、なぜ人は資産運用がやれないのか?ですね(笑)
やれない理由は、上記で説明した通りですが、再度わかりやすく言うと、お金は働いて稼ぐことが美徳とされており、投資・資産運用でもお金を稼げるという教育を受けていないから。
また、投資やギャンブル、宝くじ等で得たお金は「あぶく銭」とか「悪銭」と言われ、教育の過程で、「悪」とか「負」という先入観を植えつけられたからです。
いわゆる「洗脳」ってやつです。恐ろしいですね〜。
<要点はこれ!>
- 人は、儲かった話はしない。損した話を鵜呑みにするな。
- 投資・資産運用は危険という先入観は捨てよ。
- 知らないだけで実は身近にいる。投資・資産運用で儲けている人が。
- 投資・資産運用をやりたいなら、その道の経験者へ相談しろ。
- ドリームキラーに気をつけろ。