スピードKeiの初心者向け投資術

人はなぜお金を投資・運用できないのか?その理由や初心者が投資を経験するための具体的方法を「貯蓄に狂っていた僕」がお伝えします。

投資・資産運用に回すお金がない人はどうすれば良いのか?

投資・資産運用に回すお金がない人はどうすればよいのか?


f:id:speedfreaks010:20190714182945j:image

 僕はサラリーマンなのですが、投資・資産運用での収入(配当金や分配金)が、年に250~300万円 くらいあります。月にすると 約20~25万円 の給料以外の収入、いわゆる副業収入ってやつです。

 副業にはさまざまな種類がありますが、僕は投資・資産運用という種類の副業をやってます。お金を使ってお金を稼ぐ、これが投資・資産運用です。

 

Q)私、投資・資産運用に興味があります。ですが、お金がありません。お金がなくてもできる方法を教えてください!

A)いきなりすごい質問ですね~笑!お金がなくてもできる方法ではなく、お金がない場合は、どうすれば良いのか?それを教えます。

 

 まず、投資・資産運用するにあたり、大前提は「お金があること」「お金を持ってること」です。モノを買うとき、お金が必要ですよね?それと同じように、投資・資産運用というモノを買うので、お金が必要です。

 

 でもこの世の中、投資・資産運用に回すお金を持っている人が少ないのが事実です。特に若者に多い。入社したばかりで給与が低い、勤務を続けているが給与がなかなか上がらない、転職ばかりで給与が安定しない、支出が多くてお金が貯まらないなど。

 しかし、こういう世の中でも、投資・資産運用している人がいるのは事実です。

 投資・資産運用をやりたいが、お金がない人はどうすれば良いのか?どうすべきなのか?それを説明します。

 

お金はないが投資・資産運用をやりたい人

 お金がない人はどうすれば良いのか?僕なりに考える初心者向けの方法は「2つ」あります。

 

<1つ目>

 毎月の給料の中から「つみたてNISA」iDeCo(イデコ)」をやる方法です。

 以前の記事で説明しましたが、これらの商品は、毎月少額から始めることができるので、まとまったお金がなくても、すぐに始めることができます。

※商品概要や仕組みは「初心者のためのつみたてNISA」「初心者のためのiDeCo(イデコ)」をご参照下さい。

 

<2つ目>

 投資資金・運用資金を貯める行為、ズバリ「貯金・貯蓄」です。

 とにかく給料から強制的にお金を貯めるのです。僕には22歳から30歳までの8年間で960万円貯めた実績がありますので、不可能ではないです。やる気を起こし、行動、そして続ければ必ず貯まります

 

 ちなみに、自分自身で口座からおろして、別口座へ入金して貯める方法や、余裕がある月は多く、余裕がない月は少なくという、不安定な貯め方は絶対NGです。そのやり方では僕の経験上、貯まりません。人間は意志が弱い生き物なので、生活がピンチになると、どこかのタイミングでおろして必ず使ってしまいます。

 

 ですので、口座から毎月決まった日に決まった額を強制的に引き落とす定期積金」「積立預金」「積立貯金」などを強くお勧めします。


f:id:speedfreaks010:20190714183916j:image

 そして目標までお金が貯まったら、それを元金として投資・資産運用を始めます。実は、まとまったお金があると、選択肢がかなり広がるのです。

 簡単に思いつくだけでも、これだけあるのです。

 お金がない方は、「つみたてNISA」「iDeCo(イデコ)」または「貯金・貯蓄」の二択です。まずは、どちらかを選び「行動」してください。

 

この二択のそれぞれのメリット・デメリット

 お金はないが、投資・資産運用したい人に必要なのは「行動」です。つみたてNISAやiDeCo(イデコ)を契約するという「行動」、お金を貯めるという「行動」、この行動なしには、資産を築くことができません。

 これらの「行動」をするためには、どんなことに注意しなければならないのか?行動することを前提で、二択に対する注意事項、メリット・デメリットを説明します。

 

① つみたてNISA・iDeCo(イデコ)を選んだ人

  • 月々の負担:少額から始められるので軽い。
  • 投資商品数:好きに選べず、限られている。初心者向けなのでリスクが少ない商品が多い。
  • 毎月の給与:少額しか投資しないので、外食、飲み会、デート、娯楽、趣味にある程度好きなように使える。
  • 資産形成額:お金がない状態から始まるので、貯まる額には限度がある。大きなお金を手にすることはできない。
  • 運用期間 :長く運用することが大原則。短いと効果がなく、資産形成が出来ない。元本割れの可能性もゼロではない。

 

② 貯金・貯蓄を選んだ人

  • 月々の負担:月々の貯蓄額が多ければ多いほど負担が重い。僕のように月10万円積み立てする場合は、かなり生活がきつくなる。
  • 投資商品数:お金を貯めてから一括で投資することになるので、商品の種類はかなり多い。ローリスク、ミドルリスク、ハイリスクなど、好きな分野へ好きなだけ投資ができる。
  • 毎月の給与:貯蓄額が多ければ多いほど、外食、飲み会、デート、娯楽、趣味にお金は使えない。積み立て期間が長ければ長いほど、我慢の生活を長く送ることになる。
  • 資産形成額:まとまったお金がある状態での投資・資産運用スタートなので、増える額には限度がなく、短期間で資産形成できる可能性が充分にある。
  • 運用期間 :まとまったお金がある状態での投資・資産運用スタートなので、短期間でも結果が出やすい。長期間の運用は、さらなる資産形成ができる可能性が充分にある。

 

最後に

 本気で将来のために考えているなら、僕は「貯金・貯蓄」してからの投資・資産運用を強くおすすめします。なぜなら、まとまったお金が発揮するリターンは、爆発的に大きいからです。

 そして、貯めるなら、僕のように短期間で大きなお金を貯めてください。僕は洗脳5箇条の「貯蓄脳」だったので、苦しいとは感じませんでしたが、普通の人は、遊びや楽しみができない生活は苦しいはずです。貯蓄は必ず短期間で!

 

 僕は8年間で 960万円 貯めましたが、月10万円 × 5年 = 600万円 でのスタートで充分です。その 600万円 を年3~5% で運用すると、副業収入で年18万円~30万円 手にすることができます。その生活を10年~20年~30年・・想像してみてください。間違いなく資産築けますよ!

 

<要点はこれ!>

  • つみたてNISA・iDeCo(イデコ)もいいが、本気で将来を考えるなら、短期間で大きなお金を貯めてから、投資・資産運用を始めよ。
  • 貯蓄期間は生活が苦しいが、苦のあとには必ず「楽」がくる。貯蓄期間は遊びを我慢。そのくらいの覚悟で!
  • 行動は早ければ早いほど良い。20代で元金を貯め、30代からは投資・資産運用で生きていけ。
  • 行動した人だけが、未来を変えることができる。